カナダでウェルネス

コロナ外出自粛期間:身体と心の疲れを取るツボ

Yu

みなさん。お元気ですか?毎日天気も良くて、春日和。。。。 外出自粛生活、いかがお過ごしですか?

私達家族は狭いパティオを大活用。縄跳びしたり、お絵描きしたり、サッカーしたり。。。昨夜はテントをはって、お家キャンプをしました。爆  笑むかーし買っていたポータブルDVDプレイヤーを持ち込んで、ポップコーン食べながら映画ナイト。娘も私も楽しみました。でも。。。。まだ夜中は寒かった。。。。雪の結晶

いろいろと工夫して子供たちと過ごしていると思いますが、外出自粛がこれだけ長くなってくると、慣れない生活に心身のバランスが崩れがちになることも・・・。

そんな時、自分で自分の体調を整えれたらいいと思いませんか?

そこで、Balance Botanical 鍼灸師ハーバリストをしているともみさんに身体と心の疲れをとるツボやハーブを紹介していただきます。(     )内はツボの名前です。

「ストレス、不安感、気分の落ち込み」

頭と首のコリは様々な不調につながります。

  • 頭を前から後頭にかけて、両手の五指をやや広げ、手ぐしで流します(x10)
  • 頭頂の少し凹んだり柔らかくなっているあたり(百会、Du20)を押します。 又は五指の爪を立ててチクチクトントンと軽く刺激します。(1分)
  • 手首の内側、手首のしわから指3本、2本の筋の間(内関、Pc6)を押します。

押し方;( ゆっくり、いち、に、さん、し、ご と5数えながら、息を吐きながら 押す。そしてゆっくり5数えながら力を抜く。これを何回か繰り返す)

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 さするだけでも気持ちを落ち着くそうです。

  • 手指の爪の付け根の横(両側)を反対の手の爪を立ててギュと挟みます(爪揉み)。 少し強めに10秒、ひと指ずつx10指、次に特に痛かった指をもう一度。

「首肩のコリ、目の疲れ」

  • ゆっくり息を吐きながら顔、眉間、肩を緩めます。
  • 手首、足首、腰をゆっくりまわします。次に首(頭の重みだけで優しく)をゆっくり回します。1分ずつ
  • 後頭、頭骨の下に沿って真ん中から両耳の後ろにかけてゆっくり押します。(押し方は内関と同じ)
  • 鎖骨の下を、骨に沿って、真ん中から外側に向けてゆっくり押します。(押し方は内関と同じ)

目の疲れには風池が効果的です。

「免疫を高める」

消化器官を健康に保つことが免疫を高めることになります。(押し方は内関と同じ)

これらは胃腸のトラブル、内臓全般の不調、花粉症、足のだるさにも効果があります。

  • 膝小僧の下、脛骨の外側(足三里、St36)を、外側から脛骨の方に押し込む感じで押します。
  • 足の裏の中心よりやや上(湧泉、Kd1)を押します
  • 下肢の内くるぶしより4指上(7~8cm)(三陰交、Sp6)を押します。

このツボは妊娠中の方は避けてください。

ともみさん曰く、

”天気の良い日が多いので、温かい日光の元を歩いたり、エア縄跳びしてみたり(これなら家の中でもできますね。)酸素を取り入れ、全身の血行をよくすると気分も良くなります。ツボ押しは気が付いたときにできるので、普段の生活に気軽に取り入れてみて下さい。”

とのことです。 

「食べ過ぎ、胃もたれ」

朝起きた時、寝たままの姿勢で上腹部(みぞおちとヘソの中間点、硬くなっているところ、Rn12)を息を吐きながらゆっくり押します。寝たまま出来るだけ大きくゆっくり腹式呼吸をするだけでも指圧効果があります。

押し方は内関と同じ;ゆっくり5(いち、に、さん、し、ご)数えながら、息を吐きながら押す。そしてゆっくり5数えながら力を抜く。これを何回か繰り返す

妊娠中の方は避けてください

「肺、呼吸機能を高める」

肺(呼吸)機能を高め、咳や喉の痛みがあるときに効果的なのは: (押し方は内関と同じ)

  • 肘を軽く曲げ、肘の線上、外側より3cmほど内に入ったところで押すと痛むところ(尺沢、Lu5)
  • 手の平の拇指球(親指の下の盛り上がりの中央、骨際)(魚際、Lu10)

「ハーブと食事」

お茶

  • Chamomile, lavender, lemon balm, catnip, linden flowerなどのお茶(一種類でも、何種類か混ぜても良い)は、気分を落ち着け胃腸を整えてくれます。
  • 小さじ1~2杯のハーブに熱湯1カップを注ぎ、蓋をして10分待ち、漉して飲みます。
  • 風邪の初期の症状を感じたら、これらのお茶や、peppermint, yarrow, elder flowerを等分に混ぜたお茶を熱いうちに何倍か飲むと発汗を助け、多くの場合一晩で改善します。

食事

  • 食事は、苦味、酸っぱ味のあるものを意識して取り入れ、食べる量は腹八分にし、白砂糖の甘さは控えましょう。(だるさ、冷え、頭痛、めまい、気分の落ち込み、集中力の低下がある方は特に精製した糖質の摂取量に気をつけてください)
  • 朝甘酸っぱいもの(レモンを絞って蜂蜜を溶かした白湯など)を摂ると消化器系が目覚めてきます。

加えて、花粉症のある方は乳製品をやめてみると改善することが多いです。

  • ピリッとするハーブのスパイス(バジル、シソ、タイム、オレガノ、マジョラム等)は肺機能と消化器系を強めます。頻繁に料理に取り入れてください。

その他、対策

  • 外出から帰ったときに、手洗いとうがいをします。1/2カップの水または緑茶に、海塩をふたつまみ(あればechinacea, dandelion root, goldensealなどのtinctureを15滴入れ)、30秒のうがいをします。
  • 同じ液でnasal rinse(鼻洗浄)を夜に1回します。

ともみさんからのメッセージ

停滞しがちなこの時期を、ツボ押しやハーブを取り入れて、皆様が心身ともにスッキリと健康に過ごされることをお祈りしています。

* ご紹介したハーブやスパイスはBalance Botanicals (4341 Main Street)で購入可能です。

商品に対するお問い合わせは、balancebotanicalsonmain@gmail.comまで。

https://www.balancebotanicalsonmain.com/

とても素敵なお店です。

ちょっと気晴らしに、又は買い出しのついでにハーブやスパイスを買いに行ってみてはどうですか?

Stay home Stay healthy .ドキドキ